最新のWeb開発のチュートリアル
 

ADO WillMoveとMoveCompleteイベント


<完全なレコードセットオブジェクト参照

WillMoveイベント

操作はレコードセット内の現在の位置を変更する前にWillMoveイベントがトリガされます。

Note:このイベントが戻る前に、このイベントを発生させた操作をキャンセルするか、その後のnoticationsを防ぐためにadStatusUnwantedEventに設定するadStatusCancelにステータスパラメータを設定します。

MoveCompleteイベント

レコードセット内の現在の位置が変更された後MoveCompleteイベントがトリガされます。

Note:このイベントが戻る前に、その後の通知を防ぐためにadStatusUnwantedEventにステータスパラメータを設定します。

Note:開く、移動、MoveFirstメソッド、のMoveLast、MoveNextメソッド、MovePreviousメソッド、AddNewの、及び再クエリー次のレコードの方法のいずれかを呼び出すときWillMoveイベントまたはMoveCompleteイベントが発生する可能性があります。 これらのイベントは、次の理由性質の発生する可能性があります:フィルタ、インデックス、ブックマーク、AbsolutePage、およびAbsolutePositionを。

構文

WillMove reason,status,objRs

MoveComplete reason,objErr,status,objRs

パラメーター 説明
reason EventReasonEnumのこのイベントの理由を指定する値
status EventStatusEnumのイベントの実行状況を示す値
objErr ステータスがadStatusErrorsOccurredに設定されている場合、エラーを説明するエラー・オブジェクトの名前は、それ以外の場合は設定されていません
objRs このイベントをトリガしたRecordsetオブジェクトの名前

EventReasonEnum値

定数 説明
adRsnRequery7 操作は、レコードセットを再クエリ
adRsnMove10 操作は、レコードセット内のレコードポインタを移動します
adRsnMoveFirst12 操作は、レコードセットの最初のレコードにレコードポインタを移動します
adRsnMoveNext13 操作は、レコードセットで次のレコードにレコードポインタを移動します
adRsnMovePrevious14 操作は、レコードセットで前のレコードにレコードポインタを移動します
adRsnMoveLast15 操作は、レコードセットの最後のレコードにレコードポインタを移動します

EventStatusEnum値

定数 説明
adStatusOK1 イベントを発生させた操作は正常に終了しました
adStatusErrorsOccurred2 イベントを発生させた操作に失敗しました
adStatusCantDeny3 イベントの原因となった操作をキャンセルすることができません
adStatusCancel4 イベントを発生させた操作がキャンセルされます
adStatusUnwantedEvent5 イベントメソッドの実行が完了する前に、後続の通知を防ぎます

<完全なレコードセットオブジェクト参照